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長野県伊那文化会館


アース the earth<英>/ground<米>
地球・地面のことで、「アースをとる」といえば接地、地路することをいいます。電気器具などと、地面 との間に電路を作る装置のことをいいます。

アイリス・シャッター iris shutter    
スポットライトが投射する「ビーム」を、光軸の中心の一点から全開まで絞りを開閉して調節する、金属の羽根で出来た付属器具のことをいいます。

あおる(あおり)
照明操作用語で、光量の増減を繰り返す操作をいいます。

あかてん・めいてん(明転)
舞台が明るいまま舞台転換をすることで、舞台裏の「見切れ」などをぼかすために、多少光量 をおとす場合もあります。「暗転」の対語です。

あかりあわせ(明かり合わせ)=シューティング
仕込み図に従って、器具の吊り込み・配置等を終えた後、仕込んだスポットライトのフォーカシング(シューティング=照射範囲の決定と調節)をすることをいいます。

アクティング・エリア acting area
舞台面積のうち、大道具背景に囲まれ、出演者が演技を行うスペースの事を、大づかみに、この様にいいます。

あたり(当たり) スポットライトのシューティングをする事をいいます。

アッパー・ホリゾントライト upper horizont light/略記号UH
「ホリゾント」を上部から均等に照らすため、舞台後方ホリゾント直前の上部吊り物機構に吊り下げられた照明器具で、高い照度を得るために200〜500Wの電球を使用し、3〜8色位 が出来る様に多回路に出来ています。形は「ボーダーライト」を大型にした様な樋状の物と、ユニットタイプの単独光源器具を「フライダクト」に1〜3段前後で多数配置した物とがあり、最近では効率の良い器具が設計出来るハロゲン電球を使用した器具が使われる様になりました。アッパー・ホリゾントライトという言葉は和製英語で、正しくはサイクロラマ・ライト(cyclorama light)といいます。

あんてん(暗転)
「舞台転換」を、照明を消した暗い中で行う事をいいます。幕を開けたまま、舞台・客席とも照明なしで行う場合と、舞台は「暗転幕」を降ろして幕の中に照明をつけた状態で行う場合があります。転換のない真っ暗な状態を、誤って「暗転」という人が多くなっています。

いかす(生かす)
回路または照明器具を作動させる事をいいます。 いってこい 照明の転換で、A場面 の次にB場面になり、それが終わって、また元のA場面に戻ることをいいます。

いどう(移動)タワー=タワースポットライト参照

エーシー AC 交流の事を言います。一定の時間ごとに、大きさが変化していって逆方向に流れる電流で、1秒間に流れの方向を変える回数を周波数(ヘルツ)といいます。

エッジ edge スポットライトで照射された面の輪郭の事をいいます。

エリア・コード area cord
回路の無いバトンに多数のスポットライトを仕込む場合、回路供給を簡素化して仕込みやすくするためのケーブルのことをいいます。

オーバー・ハング overhang
スポットライト等を「トラス」あるいは「イントレ」等に仕込む場合に、パイプに対して真上に仕込むことをいいます。

オーバーラップ overlap/略記号О・L
場面や景の展開に合わせて行うライトチェンジの手法です。A場面の照明の「フェード・アウト」とB場面 の照明の「フェード・イン」をクロスさせて行う操作をいいます。「クロスフェード」ともいいます。

オフ off 回路を閉じることで、機器のスイッチを切ることをいいます。

オペレーター operator
デザイナー(照明設計者)に対して、照明の現場で実際に作業・操作をする人のことをいいます。

オン on 回路を開くことで、機器のスイッチを入れることをいいます。

かいしゃくぼう(介錯棒)
長さ3間程の竹竿または操作金具の付いたアルミ・木などの丸棒で、吊り込んだスポットライトの照射方向や角度を調節するのに使用する棒のことをいいます。

カット・アウト cut out/略記号C・О=スイッチ・アウト(S・О)参照

カット・イン cut in/略記号C・I=スイッチ.イン(S・I)参照

カット・チェンジ又はカット・クロス cut change/cut cross C・C/

スイッチ・チェンジswitch change/S・C
照明操作の際に、「オーバーラップ(クロス・フェード)」を素早く一瞬のうちに行う事をいいます。 かみて・しもて(上手・下手) 上手は観客席から舞台に向かって右側のことをいい、下手は左側のことをいいます。日本独特の客観的言い方です。西洋では、舞台から客席に向かって左を「left」右を「right」といいます。舞台の下手と上手の両方を指すときに、よく「下上(しもかみ)」といいます。

カラーフィルター color filter
照明用フィルターを用途別に分類すると、@カラーフィルター、A色温度変換(コンバージョン)フィルター、B拡散(ディフュージョン)フィルター、C光量 調節(ND)フィルターに分かれます。 @カラーフィルターは、一般的に主としてポリエステルフィルムに着色したものを使用しています。日本製のカラーフィルターは普通 二桁の番号で色相と濃度が表示されます。厳密な色彩配列ではありませんが、十の位 は色相を表し、10番台はピンク系・20番台は赤系・30番台はアンバー(橙)系というようにスペクトル順に、80は番台紫系・90番台は特殊カラー系となっていて、一の位 は濃度を表し、原則として若いほうが濃く、数が増えると淡くなります。しかし、色数の少なかった頃に決めた配列ルールに後から増えた色相をはめ込んだ為に一部混乱している所があります。 A色温度変換(コンバージョン)フィルターは、テレビジョン照明や映画撮影用に人工光と太陽光の色温度を調節する為に開発されたフィルターですが、最近では舞台でも色温度の高いキセノンランプやH.M.I等の放電管(5600〜6000ケルビン〈(K〉)が多く使われる様になった為に、ハロゲン電球(3200ケルビン〈(K〉)等とバランスを取る目的で良く使われる様になりました。 B拡散(ディフュージョン)フィルターはソフトな光が必要な時に使いますが、特に平凸 レンズスポットの光のビームを絞って使うとき、照射面にフィラメントの像が出たり、色収差の虹が出たりするのを防ぐためによく使用します。 C光量調節(ND)フィルターは色温度を変えずに光量を25〜75%減少させる為に使用されるフィルターですが、舞台ではほとんど使われていません。最近ではダイクロイックフィルターが高温対策として使われる様になりました。

カラーフィルターわく(枠) color frame
カラーフィルターをはさむ金属または難燃加工を施したボール紙製の枠で、それぞれの灯具にに適合する各種サイズがあります。 かんせん(幹線)ケーブル 仮設電源工事の際の引き込み口(一次側)主電源盤より分岐過電流遮断器(二次側スイッチ)までの配線ケーブルのことをいいます。

きっかけ キュー・Q・cue
行動を起こす良いタイミングを表す言葉です。またそれを知らせる合図のことをいいます。舞台の進行に必要な色々な合図全般 のこともこう呼んでいます。テレビ・放送などで使われているキューと同じ意味の言葉です。

きっかけあわせ(合わせ)
稽古の中で、俳優の登退場のタイミングや裏の各パートのそれぞれの分野でのタイミング…例えば照明の変化のスタートのタイミング、音響効果 の入るタイミングなどを合わせる為に行う、きっかけだけを主眼とした稽古のことを「きっかけ合わせ」といいます。

きめる(決める)
スポットライトのシューティングや照明の明るさを決定することをいいます。

キャットウォーク 舞台・客席の上部及び天井に設置された、作業用の通路のことをいいます。

ギャラリー・スポットライト gallery spotlights
舞台下手・上手の側壁面上部の「フライ・ギャラリー(回廊)」に設置したスポットライトのことをいいます。

キュー Q/cue=きっかけ参照

グランド・マスター・フェーダー grand master fader
調光操作のすべての「チャンネル」を一括制御する最上位のフェーダーの事をいいます。

グループ・フェーダー group fader
調光操作卓の「クロス・フェーダー」の支配下、またはその外にあって複数のチャンネルを一括制御するフェーダーのことをいいます。

クロス・フェーダー cross fader
調光操作卓で「クロス・フェード」を行なうフェーダーのことをいいます。二本一組で構成され0%〜100%までの目盛りを逆方向に平行配列し、一方向への操作で、照明場面 を転換するフェーダーです。一本のフェーダーで上記の機能を持つ物もあります。

クロス・フェード cross fade
広義には、二つの照明場面をオーバーラップして転換するフェードをいいますが、狭義には、二つの照明場面 をオーバーラップして転換するフェードのうち、すべてのチャンネルを一括して転換するフェードのことをいいます。

くびあげ・くびさげ(首上げ・首下げ)
明かり合わせ(シューティング)の時に、スポットライトの角度を上下させることをいいます。

ケーブル cable
電線のことです。我が国の舞台ではステージコードなどを、「コード」といい習わしていますが、「ケーブル」と呼ぶのが本来の言い方です。

けす(消す) スポットライトなどを消灯することです。

けたずり(桁吊り)
吊り物バトン等の下にもう一本バトンを設けて、スポットライトや道具を吊り込む方法のことをいいます。

こうかき(効果器) effect machine
投影器用のスポットライトに取り付けて、対物レンズと組み合わせて画像を投影する装置で、種板を挿入するための「スライド・キャリア」や、動く画像を投影するための「ディスク・マシン」・「スパイラル・マシン」(芯なし)・「フィルム・マシン」・「リップル・マシン」等があり、「ディスク・マシン」と「フィルム・マシン」は主として雲・雪・雨・炎・落ち葉・散る花びら・滝などの写 実的なものを投影します。「スパイラル・マシン」は抽象的な模様などを投影し、幻想的な雰囲気などを表現します。「リップル・マシン」はさざ波の効果 を映しだします。 コネクター connector 照明用のコードとコードを接続する接続器のメスを「コネクター」といい、接続器のオスを「プラグ」といいます。舞台では20A(アンペア)は主にТ型コネクターが、30A・60AはC型コネクターが主に使用されています。T型のコネクターは接続口から抜けたり、落とすとコネクターやプラグ部分が破損する事が多くある為危険とされ、現在では20AのC型に移行しつつあります。

ころがし(転がし)
登場人物やホリゾントや背景などに光に当てて、所用の効果を作り出す為に、舞台床に照明器具を置くことの俗称です。

ころす(殺す)
照明機器などの機能を停止させる事や、吊り物機構の綱元をロックする事、可動する装置を固定することをいいます。機能の停止や固定を意味する多義用語です。

コンモ/コンモン
一つの電気回路に、並列に複数の灯具を接続することを指す俗称です。英語のコモン(Common)の訛りと思われますが、今でもよく使われる用語です。

さきだま(先玉) objective lens=オブジェクティブ・レンズ
対物レンズ(オブジェクティブ・レンズ)の俗称です。「効果器」の前部に取り付けて「種板」の画像を被照面 に結像させる為のレンズで、普通平凸レンズ2枚を、球面を向かい合わせに組み合わせた物で、舞台では2吋・4吋・6吋・8吋・10吋・12吋・16吋の焦点距離の物が使われます。おおよそ4吋レンズで62度・6吋レンズで34度・8吋レンズで29度の角度(広がり)を持っています。

さぎょうとう(作業灯)
舞台で作業するための照明のことをいいます。通常はボーダーライトのW(生=カ ラーフィルターを入れていない)回路を点灯します。

サスペンション・バトン suspension batten
舞台の吊物パイプに線樋(せんぴ=照明器具を接続するためのコンセントと取り付けた配線ダクト)を取り付けた照明用昇降バトンのことをいいます。スポットライトなどの器具を仕込んで「サスペンションライト」などとして使用します。「照明バトン」、「ライト・バトン」、「フライ・ダクト」と呼ぶこともあります。

サスペンション・ライト suspension Light/略記号SUS
舞台上部の吊り物機構に吊り下げられた、照明バトン又はボーダーライトに吊り込んで、舞台上部から舞台を照らす為のスポットライト等の一般 名称で、舞台では普通サスペンションライト用の照明バトンを、緞帳幕に近い方から第一サスペンション・ライト(略して1サス)、第2サスペンション・ライト(略して2サス)と順に数字を付けて呼んでいます。劇場によっては、「エリア・ライト」ともいい、同じように略して「1エリ」「2エリ」などと呼んでいる舞台もあります。また、プロセニアム・アーチの前の照明バトンをプロセニアム・サスペンション・ライト(略してプロサス)といっています。 じあかり(地明り) @舞台照明を組み立てる為の一要素で、ある演技面に当てる均等な上部からの明かりの事をいいます。 A舞台で作業するための作業灯のことをいいます。

シーリング・スポットライト ceiling spotlight/略記号CL
劇場の客席天井の開口部に設置して、舞台を照らす為のスポットライト群です。通 常2〜3台を1回路として、9〜16回路設置されている劇場設備です。大きい劇場では、このシーリングライトが2〜3列あることがあります。

シーン(Scene)=scene/略記号S
調光操作用語で「場面」または「情景」を指す言葉です。またひとつの「構成された照明効果 」をいいます。キューと同義に使用されることもあります。

しこみ(仕込み)
照明設計者(プランナーorデザイナー)の指示にしたがって、仕込み図通りに各場面 の照明の準備作業をすることをいいます。

しこみず(仕込み図)/しこみちょう(仕込み帳)
上演される演劇・舞踊などの照明に使用する、全ての器具の種別・配置・光の方向・カラーフィルターの番号・回路の接続関係・調光回路番号等を指定し、書き込んだ図面 のことをいいます。普通は装置平面図が記入されている舞台平面図を使用します。

しぼる(絞る)
照明の現場でいろいろなニュアンスで使われている多用途言語で、例えば調光卓のオペレーター(操作者)に「絞って」といった場合、@「フェード・アウト」の指示にもなり、またA「明るさを暗くせよ」との指示にもなります。一方、スポットライトのオペレーターに「絞れ」といった場合には、B「アイリスシャッターで光を完全に遮断せよ」との指示にもなります。またC「光のビームの開きを小さくせよ」との指示にもなるほど、その時の状況とニュアンスでいろいろな意味で使われます。よく使われる言葉ですが、慎重な判断が必要な言葉です。

しもて(下手)=上手参照

しょうめい(照明)バトン light batten=フライダクト
舞台の吊り物パイプに線樋(せんぴ=照明器具を接続するためのコンセントを取り付けた配線ダクト)を取り付けた照明用昇降バトンのことをいいます。スポットライト等の器具を仕込んで、サスペンションライト等として使用します。「フライ・ダクト」と呼ぶこともあります。「サスペンションバトン」と同じものです。

スイッチ・アウト switch out(S・О)=カット・アウト
場面に使用する照明全部の電気回路を、瞬間的に閉じる(消灯する)操作をすることをいいます。一瞬で暗くすることをいい、「ブラック・アウト(B・О)」ともいいます。

スイッチ・イン switch in(S・I)=カット・イン
場面に使用する照明全部の電気回路を、瞬間的に開ける(点灯する)操作をする事です。華やかな場面 の幕開きを一層派手に見せる演出上の手法でも有り、日本舞踊などの「一丁柝(いっちょうぎ)」で瞬間的に明るく(「チョン・パァ」)する操作などをいいます。

スタンド stand
舞台床の任意の高さにスポットライトを設置する為の器具で、高さ約6cmの「平置きベース」から3段伸ばしの「ハイスタンド(3.6m)」まで各種あります。ステージサイドから照明を当てる時などによく使われます。

ステージ・コード/ステージ・ケーブルstage cord stage cable
舞台で使用出来るケーブルは、電気保安に関する法規のうち『電気設備保安基準』によってJIS規格の2〜4種のキャプタイヤケーブルを使用するように規定されています。 いずれもゴムまたはクロロプレンで堅固に被覆されたコードですが、実際には使い易さなどの関係で2CT(2種天然ゴム絶縁天然ゴムキャプタイヤケーブル)か、2PNCT(2種天然ゴム絶縁天然ゴムクロロプレンキャプタイヤケーブル)を使用しています。一般 にステージポケットに接続するケーブルは、Cー30型プラグとCー20型またはC-30型コネクターを取り付けた、5、5mmまたは3、5mmのキャプタイヤケーブを使用し、フライダクトのコンセント等に使用するコードは一般 的にCー20型のプラグ・コネクターを取り付けた2、0mmキャプタイヤケーブルを使用しています。また、Cー20型プラグを取り付けたコードは、規定によって2、0mm以上の太さのキャプタイヤケーブルの使用が義務づけられています。なお、法令の改正によってT型プラグ・コネクターは、100Vでは使用出来ません。

ステージ・ポケット stage pocket=フロアー・ポケット(FP) フロアーコンセント(FC) 舞台床面にセットする移動照明器具、例えばステージサイドスポットライトや、ストリップライト等を接続するために、舞台床面 に設置したコンセントの事をいいます。一般的にCー30型のコンセントを床に埋め込み、開閉できる蓋が取り付けられいて、舞台下手・上手の両袖幕に隠れる場所や迫りに設置されています。壁面 に取り付けたものをウォールコンセント(ポケット)と呼んでいます。

ストリップ・ライト striplight
屋台の欄間の裏に取り付けたり、セットの窓の外や、遠見の切り出しなどを照らすための、可搬型の樋状の照明器具で、回線は1〜3色に分けられています。一般 的に60〜100Wのタングステン電球を使用し、3尺(4灯)・6尺(8灯)・9尺(12灯)と器具の長さで呼ばれています。また特に細かく小型に設計された100Wのハロゲン電球を使用するものもあります。 ストロボ 効果器のひとつで、超高照度の閃光管を使い、舞台に一閃稲妻を走らせる事が出来ます。また、設定した一定の速度で連続照射する事もできます。 たねいた(種板) mat 映像を投影するため、投影器のゲートに挿入する画像のプレートの事です。舞台で使用する投影器の種板の標準サイズは4×5吋ですが、35?のスライドフィルムを使用することもあり、「スライド・キャリア」に入れて投影する静止画像の種板は、写 実的な絵や抽象的なパターン・幾何学模様などを、光の透過性の良い耐熱性カラーで耐熱ガラスに彩 色したものや、模様やパターンをステンレスの薄板にフォトエッチングした物、アルミニウムの薄板を切り抜いたもの等の金属マットや写 真フィルムを耐熱ガラスでサンドイッチしたもの等を使います。

タワースポットライト tower spotlight
ステージサイドの高い位置からの投光に必要な時に、舞台上の任意の位置に置くことが出来る、移動タワーに設置したスポットライトの事をいいます。移動タワーは一般 的に底辺約1.4m四方、高さ5m程のキャスター付きの、主として鉄パイプ製の櫓(やぐら)様の構造物です。上部に1000Wスポットライト2台を3〜4段を設置することが出来ます。また、移動タワーは照明シューティングの際にも使われ、これに乗り、吊り込んだスポットライトを合わせることが出来ます。

ちょうこうき(調光器)
舞台上の光の強弱変化の時間的経過をコントロールする機器で,古くは液体抵抗器方式から金属抵抗器方式に、次いで単捲変圧器(オートトランス)方式、続いてサイラトロン(真空管)方式、リアクトル(マグネチックアンプリファイア)方式を経て現在のサイリスタ方式になりました。しかしサイラトロン方式とリアクトル方式はわが国ではついに発展しませんでした。 サイリスタ方式は、1958年に米国のGE社がシリコン制御整流素子(SCR)というサイリスタの開発に成功してから、遠隔操作の出来るエレクトロ方式として調光器が完成されました。現在使用されている調光器は変圧方式とサイリスタ方式の二つがありますが、変圧器の調光器はほとんど見られなくなりました。サイリスタ方式は負荷の灯具に接続して電力を供給する、微弱な直流信号電流やデジタル信号でコントロールすることが出来るので遠隔操作が可能となりました。そして調光操作室を舞台から離れた客席後方の舞台全体が見やすい位 置に設置することが一般的になりました。コントロールのための多数のフェーダー群の段を多くして数場面 の照明を組み込めるようにした3段〜10段前後の多段プリセット方式が一般に採用されています。また最近ではコンピューターを応用して回路のレベルやフェードタイム等のすべてのデータをメモリーして、調光ユニットへの制御信号をコントロールするデジタル調光器が使われる様になりました。

ちょうこうそうさしつ(調光操作室)
調光操作室には調光操作卓とその付属設備である直調切換盤、負荷選択盤(パッチ盤)などと、インターホン、インターカムなど各ポジションとの通 信連絡設備が設置されています。また記憶装置付きの調光器の場合は記憶装置とその端末装置、制御装置も調光操作室に設置されます。調光操作室は舞台照明の中枢ですから、舞台を良く見通 せる客席の後部中央に設置されるのが原則です。

ちょん・ぱぁ
日本舞踊などで華やかな場面の幕開きを一層派手に見せる演出上の手法で、暗い中で幕が開ききって入る一丁柝(いっちょうぎ)でスイッチ・インする操作や、大詰めのキマリの「一丁柝」で半明りの客席照明を一瞬に明るくするなどの操作をいう俗称です。

ディーシー DC
直流のことです。一定方向に、一定の大きさで流れる電流をいいます。 でんあつこうか(電圧降下) 電線を長く引くと電圧が下がることをいいます。配電方法・負荷電流および電線の太さによって、電圧降下の値は変わります。

でんきゅう(電球) bulb
1903年に米国GE社が実用電球の量産化に成功して以来、白熱タングステン電球は舞台照明用光源の主体として、その安定性と調光が容易であったために長年にわたって効果 を発揮してきました。しかし電球内におけるタングステンフィラメントの蒸発によるバルブの黒化と効率の低下を防ぐことは困難でした。1960年代に入って、電球内に不活性ガスと共に微量 のハロゲン物質(沃素・臭素など)を封入すると蒸発したタングステンとハロゲンガスが熱によって結合・分解を繰り返すハロゲンサイクルによって、一旦蒸発したタングステンが金属タングステンとしてフィラメントに付着して、結果 的にはフィラメントが蒸発しないという画期的な発明がされました。 耐熱ガラスの進歩と共にその動作原理のために極めて小型で小さいフィラメントの電球が出来るようになったために、楕円面 反射鏡と組み合わせた光学系の設計が可能になり、高効率の「エリプソイダルリフレクタースポットライト」が出現しました。フラッド型の器具では従来から使用されている色温度2950ケルビンの60〜300Wの普通 の洋梨(PS)型タングステン電球を使用していますが、スポットライトに使用する300〜5000Wの電球はタングステン電球、ハロゲン電球ともに3200ケルビンの物を使用してテレビジョンカメラに対応しています。またキセノンガスの中の放電を利用するキセノンショートアークランプは、太陽光に比較的近い連続スペクトルを持つ色温度約6000ケルビンの輝度の非常に高い、ほぼ点光源に近い光を点灯と同時に安定して放射し、また消灯後も瞬時に再点灯が可能である等の多くの利点があるために、特に強い光の必要なプロファイルスポットライトにはほとんどこのキセノンランプが採用されています。また電気的に調光が出来ないという欠点がありますが効率が良いためにシールドバルブ型バルブに封入したH.M.Iランプも使われるようになりました。

とうえいきよう(投影器用)
スポットライト Projector Spot Light 投影器の為の光源専用のスポットライトで、効果 器やオブジェクティブレンズを取り付けた時に、重量バランスが取れる様に設計されています。その構造はレンズを使わずに楕円面 反射鏡または抛物線反射鏡で集光して、強い光を出す仕組みになっていて、マット面 (種板部)の温度を下げるために、熱線反射フィルターや熱線吸収フィルターなどを組み合わせた防熱ブロックや、強制空冷の工夫がされています。 トーメンター・スポット プロセニアムの下手・上手の側壁の裏側に縦に設置されている数台のスポットライトのことをこのようにいいます。英国では、この場所をパーチズ(perches鳥の止まり木)といい、米国ではトーメンター・ライトといっています。

とくしゅこうか(特殊効果)
一般の舞台美術・照明の分野に含まれない物による、視覚効果の事をいいます。舞台ではスモークマシン・ドライアイス・炭酸ガスなど、煙効果 が主ですが、テレビ・映画ロケでは火薬や・火焔などの効果も扱われます。

とばす(飛ばす)
照明バトンを含めて、吊り物類を上昇させる事をいう舞台用語です。

なま(生=W)
スポットライトなどの灯具に、カラーフィルターを入れないで照射した光の状態や、カラーフィルターを通 さない色の付いていない白い光の事をいう俗称です。

にゅうりょく(入力) input
調光器などの記憶装置に回路などの情報を「インプット」することをいいます。「テンキー」で入力する方式と「フェーダー」を用いて入力する方式があります。

バーンドア barn door
スポットライト(フレネルレンズのスポットライトまたは平凸レンズのスポットライト)の前部に取り付けて、不要の方向に漏れる光を、上下・左右4枚の扉の開き加減で遮断する付属器具のことです。

パッチング Patching
照明の調光ユニットと負荷回路を接続することで、「パッチする」ともいいます。 ばびる・ばみる 舞台稽古などで、舞台上で出演者や大道具・小道具などの位 置を決め、決めた位置の床等に粘着テープ等で目印を付ける事をいいます。

ばらす
セットしてある照明器具を、照明バトンや舞台上から撤収することをいいます。

ハンガー hanger
「フライング・ブリッジ」や「吊り物バトン」に灯具を吊る為の金具で、鋳鉄製・鋼板製・アルミ製等種類が多くあります。また伸縮可能な自在ハンガーや「ボーダーライト」に吊る場合に使用される、ロングハンガー(ボーダーハンガー)等があり、用途により使い分ける事が出来ます。

ビーム beam
光や電波の流れの束のことをいいます。舞台照明ではスポットライトから投射される光束のことをいいます。

ひいれ(灯入れ) 舞台装置に附随するいろいろな物、例えば街遠見・灯台・行灯(あんどん)・提灯(ちょうちん)・イルミネーションなどに明かりを取り付けること、またその明かりのことをいいます。

ひらとつ(平凸)レンズ・スポット planoconvex lens spotlight
タングステン電球またはハロゲン電球と、平凸レンズと、球面反射鏡を組み合わせたスポットライトで、比較的輪郭(エッジ)がはっきりした投光面 が得られるので、部分的な照明に適しています。

フェーダー fader
調光操作上の用語で、広義にはフェード効果を得る為の操作器のことをいいます。また狭義には、フェード効果 を得るための目盛りと指針を兼ねたツマミを持った操作器のことをいいます。

フェード・アウト fade out/略記号F.O
照明機器(スポットライト等)や一つの場面の明かりを、ある時間の経過の中で徐々に暗くして行って、暗闇の状態にすることをいいます。「溶暗」ともいいます。

フェード・イン fade in/略記号F.I
照明機器(スポットライト等)や一つの場面の明かりを、ある時間の経過の中で徐々に決められた明るさまで明るくすることをいいます。「溶明」ともいいます。

フォーカスをあわせる(合わせる) focusing
スポットライトの光軸調整のことをいいます。つまり電球のフィラメントの向きを光軸に直角に合わせ、レンズの中心とフィラメントの中心と反射鏡の中心を合わせて、効率良く光を出すことです。また、舞台上での使用目的に応じてスポットライトの照射位 置とビームの開きを調節して、照射範囲を合わせることをいいます フォーカスをしぼる(絞る) スポットライトから出ているビームの開きを、使用目的に合わせて小さくすることをいいます。レンズと光源ブロックの位 置を離すことをいいます。

フォロー follow
舞台上の演技者の移動につれて、スポットライトのビームが常にその演技者をとらえているように、スポットライトを操作することをいいます。

フットライト footlight
舞台間口に合わせて、舞台の前端部の床に溝を設けて設置されている、舞台全体を下から均等に照らすための照明器具です。また1灯ごとに仕切られていて、通 常3〜4色に回路が分かれています。全体を下手・上手の2区分、または下手・中央・上手の3区分に分けられた物があり、花道にも設置されています。原則として使用する電球のワット数は「ボーダーライト」より小さいものを使用します。

ブラック・アウト black out/略記号B.O
照明を消した、真っ暗な状態をいいます。

プラグ plug=コネクター参照

フライダクト fly duct=照明バトン参照

フライ・ブリッジ fly bridge=ライティング・ブリッジ
大劇場の舞台設備で、人が乗って作業できる橋形の吊り物設備です。長さは舞台間口とほぼ同じで、幅は80?前後で、ボーダーライトやスポットライトが取り付けられています。演出上では、雪や花びら・落ち葉などを散らしたりする場所でもあります。

プラグ plug
コードとコードを接続する接続器のオスを「プラグ」といいます。舞台で使用するプラグ・コネクターは許容電流20A(アンペア)まではC-20型を、30AまではC-30型を使用しています。また大型器具には60Aの物が使われます。現在でも2PのA型タイプの物も使われていますが、C型タイプの物はアース端子付きの3Pで抜け止め用のロック機構の付いている物もあります。以前は30A用はA型が使用されていましたが、現在ではC型に移行しつつあります。

ブラックライト black light
紫外線の発生量の多い低圧水銀灯を光源として、UVフィルターで可視光をカットして、紫外線のみを透過させる灯具の事をいいます。また、水銀灯(管)形の物も有ります。蛍光物質を塗った被写 体に紫外線を照射すると、その刺激で発光して特殊効果を得ることができます。暗い照明の中で、蛍光塗料を塗った舞台装置や衣装を際立てる為に使用したりします。

フラッドライト floodlight
@全般的に均等な照明(uniform lighting)をするための器具の総称です。舞台の照明機構 として設備されているフットライト、ボーダーライト、アッパーホリゾントライトなどと、可搬型のロアーホリゾントライト、ストリップライト、置き型または吊り型のフラッドライトなどがあります。いずれも均等な照明をするための器具なので光のむらを少なくするために、使用する電球はハロゲン電球を除いてフロスト(内面 艶消し)電球の使用が原則です。 A単体のフラッドライトは、バンチライトともいいますが、背景やホリゾントなどの前の床に置いたり(置き型)、セットやバトンに吊って(吊り型)背景などを部分的にらしたりする便利な器具で200〜1000Wのタングステン電球またはハロゲン電球を使用します。箱型をしている物を特にボックスライトと呼んでいます。

フリー・フェーダー free fader
調光操作卓で他の影響を受けずに独立した操作が出来るフェーダーの事をいいます。「マスターフェーダー」、「グランド・マスター・フェーダー」に従属する場合もあります。

フレネル・レンズ・スポットライト fresnel lens spotlight
平凸レンズ代わりにフレネルレンズを使用した、平凸レンズとほぼ同様な光学系の構造のスポットライトです。投光面 の輪郭がぼやけ、むらの少ないソフトな光が得られるので、柔らかい光りが必要な場合や、比較的広い範囲を平均的に照らす必要がある時に使用したりします。

フロアーコンセント floor concent=ステージポケット参照

フロント・サイド・スポットライト front side spotlight 
客席側の両サイド壁面上部対照位置の開口部に設置して、舞台を照らすスポットライトの事で、一般 的に1〜1.5kwのスポットライトを3〜8色設置されている劇場設備です。 ぶんでんばん(分電盤) 電源の主幹盤から分岐された負荷開閉器盤で、分岐過電流遮断器および分岐開閉器を集合して取り付けた物をいいます。

ほあんくさり(保安鎖)・ほあん(保安)ワイヤーロープ
バトン等に吊り下げた照明灯具の落下防止の為に、灯具のアームとバトン等の間に掛ける鎖で、細目のワイヤーロープを使う場合も多く、現在では灯具のアームに予め取り付けられているのが普通 です。灯具の吊り込みをした時に必ず掛けること、照明バトンを飛ばす前に再度確認をしましょう。

ホリゾント(ホリツォント) Horizont/cyclorama
舞台の最後部の天空を表す壁または幕のことをいいます。客席から見える舞台奥の壁面 を、一様の円筒状に幕(または壁)で覆うものをルントホリゾント、建造物の一部としてのドーム状の壁面 のものはクッペルホリゾントといいます。現在の劇場では、舞台開口部と平行で平らな幕、または壁が多くなっています。照明によって青空・夕焼け・夜空など無限の奥行きを感じさせる効果 が得られます。ホリゾント幕の不要時の収容にはフライズに吊り上げる方法と縦に巻き取る方法とがあります。

ホリゾントまく(幕)
舞台の後方を遮蔽して、観客の視界を制限する為に、一様の丸みを持った曲面 のパノラマ式の大幕で、主として大空の効果を与える為に工夫されたものです。我が国で一般 的に使用されているタイプは、舞台最後部に開口部と平行かまたは左右両端のみを多少湾曲させたホリゾント幕です。普通 は淡いグレーのキャンパス地の布を使用しています。幕でも壁でも、ホリゾントに物を立て掛けたり、手で触れるなどして、汚したり傷つけたりすることは禁物です。「ホリゾント・カーテン」ともいいますが、独語と英語を混合した日本製のことばです。

ボーダー・ライト border lights
舞台上部の吊物機構に吊り下げられ、舞台全体を均等に照らす樋状の器具です。通 常、舞台間口程度の長さで設置され、フットライトと同様な構造で3〜4色に回路が分けられ、また全体を2区分か3区分に分けられ、舞台の奥行きに応じて、舞台を均等に照らすために2m程の間隔で奥に向かって、第一ボーダーライト、第2ボーダーライトという様に設置されています。劇場により緞帳前(客席側)にプロセニアムボーダーライトとして設置することもあります。またサスペンション用のコンセントを設けた物や、ボーダーライトの回路をスイッチで切り換えて、サスペンション用コンセントとして使用出来るものも有ります。

ボーダーハンガー border hanger=ロングハンガー参照

ま(間)
俳優の科(しぐさ)、白(せりふ)等の行動と、次の行動との間の「間合い」のことをいいます。その「間合い」の取り方で緊張感に起伏が生まれます。仕事で「間に合う」「間が抜ける」等はこれから出た言葉です。照明のいろいろな仕事でも、出演者の動作や台詞などに対して、この「間」を掴む事が必要となります。

マスター・フェーダー master fader
調光操作において特定のフェーダー(例えばフリー・フェーダー)以外の「すべてを一括制御するフェーダー」のことをいいます。

ミラー・ボール mirror ball
表面に鏡の小片を貼り付けた球体または楕円体をモーターで回転させて、数台のスポットライトで光を当て、その反射光の効果 を利用する物で、吊り下げ型と据え置き型があります。回転速度は1分間1回転の定速型と、可変型では1分間に2分の1回転〜5回転程度調節出来るタイプがあります。

めいてん(明転)
「暗転」の対語です。舞台が明るいまま舞台転換をすることで、「いどころ換わり」や「回り舞台」による転換で使われることが多く、舞台裏の「見切れ」などをぼかすために多少光量 を落とす場合もあります。俗称では「あかてん」といいます。

めつぶし(目潰し)
ショーやコンサート等で、観客席に強力なスポットライトを浴びせる照明効果 の一技法のことをいいます。また暗転中に観客の目が闇に慣れて、セットの飾り換えや、出演者の出入りが見えて来ない様に、観客の目を幻惑させるために、舞台前部から客席に向けて当てる光、またはその設備のことをいいます。

モーガル mogul
舞台照明で使用されているタングステン電球のねじ込み口金に刃、家庭でも使われている中型のエジソンベース(JIS=E26)(medium)と、大型の1〜1、5kwのスポットライト用電球のモーガルベース(JIS=E36)とが主に使われています。また、モーガルベースの口金のソケットもモーガルといわれています。

ライト・オープン light 0pen/略記号L.O
緞帳などの内側に照明が施された状態で、その場面が開幕される事を言い、幕が開くのに合わせて、幕の前からの明かり(シーリングライト・フロントサイドスポットライトなど)がフェード・インされます。

ライト・カーテン light curtain/略記号L.C
幕の内側に照明が施されたまま状態で、その場面の幕が閉まることをいいます。普通 は幕が閉まるのに合わせて、幕の前からの明かり(シーリングライト・フロントサイドスポットライトなど)がフェード・アウトされます。

らんまづり(欄間吊り)
屋台飾りの装置の場合、欄間の裏にストリップライト等の照明器具を取り付けて、部屋の明かりを作ります。その仕込みを欄間吊りといいます。

レーザーこうせん(レーザー光線) laser
発振器内における光の誘導増幅によって、位相の揃った波形の高密度の光(レーザー)が放射されます。そのため最近では、舞台やイベントによく使われる様になりました。舞台やイベントで使用するには、レーザー光を任意の方向に移動させるためのスキャニングミラー(回転鏡)、レーザー光の方向転換の為の反射鏡ビームの幅を拡げるビームエキスパンダー、レーザーの光を分光するダイクロックフィルターなどを制御し、そのプログラムを記憶するためのコンピューターを組み合わせた器具を使用します。レーザー光は高密度・高エネルギーのため、その安全性について多くの議論がされています。舞台で使用するものは、低出力の物ですが、出力が小さくても無条件で安全とは言えません。人物に向けて照射する場合には特に注意が必要です。その為、安全基準が制定されていて、舞台などで使用する際にはレーザー光の照射に制限が設けられています。またレーザー機器には水冷式と空冷式の物があり、水冷式には水道水(水圧)が必要となります。舞台で使用するものは200Vの物もあり、電源供給には注意が必要となります。

レベル Level
ある「基準」を指す言葉です。調光操作などでスポットライトの光量を決めるとき、「レベルを決める」などといいます。

ロアー・ホリゾント lower horizont light/略記号LH
ホリゾントを舞台の床から均等に照らすための照明器具で、100〜200Wのタングステン電球または300〜500Wのハロゲン電球を使用します。回路は3〜4色に分けられていて、長さ6〜9尺位 の樋状の可搬型の器具が多く使われています。ロアー・ホリゾントライトというのは和製英語で、欧米では「グラウンド(groundrow)」といい、その照明器具を隠すような、高さの低い背景の切り出しのことも「グランドロウ」といいます。

ろうでんしゃだんき(漏電遮断器)
電路(配線された電線)と負荷器具以外に、大地間に流れる電流(地絡電路)を検出したときに自動的に電路を遮断させるものをいいます。また、地絡電路を検出したときに自動的に音・光その他の方法により警報を発するものを漏電警報装置といいます。

ロングハンガー long hanger
ボーダーライトにスポットライトを吊り込む為の道具です。3cm程の幅のやや厚みのある金属板で、ボーダーライトの灯体の裏側をコの字形に通 り越す形をしていて、普通のハンガーに付け足して使用します。


※ ポケット版裏方用語辞典(発行 金羊社・発売 星雲社)より抜粋・編集させていただきました。

 
 


 

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